富山3区騒動の予感!国民新党旗揚げ
最近選挙ネタが多いですが、それもこれも、わ狸氏がウチの選挙区から出馬予定だからデス。
で、国民新党。
「綿貫新党」 県内に衝撃 混迷する3区情勢 読売地方版(富山)
で、国民新党。
「綿貫新党」 県内に衝撃 混迷する3区情勢 読売地方版(富山)
だいたい、富山3区の現在の状況はこんな感じ。衆院選3区から出馬予定の綿貫民輔氏(78)が「国民新党」を結成した17日、県内の支持者や有権者の間にも衝撃が走った。自民党県連は、党本部が公認した萩山教厳氏(73)を県連として推すことを決めたが、3区の県議を中心に綿貫氏を応援することを公言する県議が続出。ただ、綿貫氏が離党したことから表だっては支援しにくくなり、「無所属の方が応援しやすい」と戸惑う声も。民主党も3区で元自民党県議の向井英二氏(59)の擁立を固め、3区は計5人が出馬する見込み。3区情勢はますます混とんとしてきた。
そうなんです混沌なんです。
富山県は自民党王国なんて呼ばれちゃうような場所で、自民党が圧倒的に強いのですが、その一角を担っていたのが綿貫氏。
それが新党立ち上げしちゃったことにより、自民党の議席が減る事は確定しちゃったとか言う人も居ます。
なぜ確定なのか。
それは、小選挙区の結果ではなく、比例票が減るということ。
新党の代表は綿貫氏なわけで、そういう事から言うと小選挙区もギリギリの攻防っぽいのですが、確実に自民と新党で票が割れると予想されるわけです。
なぜか。
3区の綿貫、萩山両名ともに、地元にすごい地盤を持ってる人なわけなんですが、それに加えて民主党から向井氏の出馬。
向井氏も高岡とその周辺にはそこそこの地盤がある人。つまり3区に地盤を持っている人なわけです。
でもこの地盤というのは、今まで全てが自民党だったわけです。
3人とも、自民党でしたから。
それが、こんどは3つに分かれて戦う事になる。
綿貫氏のバックボーンは、南砺周辺の地元基盤+県内のトナミ運輸系列企業基盤。
とくに企業系基盤は揺らぎない物ですから、その分の票が自民党から国民新党へ移るというわけ。
これでもし、小選挙区も綿貫氏が勝ったら、ただでさえギリギリ与党の自民党はピンチ。
さらに、自民票が割れる事で、民主党支持者+向井氏の支持者という未知数の勢力が漁夫の利をかっさらうことだってありえるわけ。
ただ国民新党の政策とかは、それこそ今はほとんど無いわけで、はっきりいって個人の力で戦う+比例票でカバーという状況。
しかもどちらかというと選挙の為の政党っぽい。
富山3区では騒動の種になっても、全国区で見ればそんなことはないと思う。
もし。
もし、次(9月11日ではなくて)の選挙まで国民新党という形を保つ事ができて
尚且つ、その頃までにはっきりとした政治方針を持ち
さらに、ただの反自民党ではないという事を証明できたなら
次の選挙では、台風の目になれる、かもしれない。
ま、4年後の選挙(解散がなければ)には富山3区にいない可能性が高いんですけどね。
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